浄水用膜モジュール・膜エレメント/加圧型

1.工業用水膜ろ過設備への導入例

設備の特色

この会社ではこれまで、工場内使用水に工業用水ではなく上水道を用いていました。かねてより熱交換設備等に上水道にくらべて安価な工業用水を使いたいと望んでいましたが、工業用水には鉄分をはじめとする粒子分が多く含まれているため、そのままで使用することができませんでした。そこで弊社が提供する膜ろ過設備を導入いたしました。導入設備により工業用水の水質を向上させ、熱交換器用水として使用することが可能になりました。更に安定した水供給能力を長期間維持することが可能となりました。

工業用水膜ろ過設備への導入例

2.店舗用地下水膜ろ過設備への導入例

設備の特色

このスーパーマッケットでは地下水(井戸水)をMF膜によりろ過した上で床の洗浄、空調といった用途に使用しています。地下水の利用や渇水期の水確保の点で有効であるばかりでなく、年間を通じて温度が一定なため、空調用水として用いた場合も熱交換率がよく節電に貢献します。このように、膜ろ過設備を用いた地下水の利用はエネルギーの節約にもつながり、結果として化石燃料の節減、炭酸ガス発生の低減などにより環境保全にも役立っています。中空糸膜フィルタは、その分画特性(0.1μm) から細菌のほとんどをカットすることができます。さらに水本来のうまみを損なうことが少ないため、地下水(井戸水)の浄化という目的には非常に適したシステムといえます。

店舗用地下水膜ろ過設備への導入例

3.海水膜ろ過設備への導入例

設備の特色

この工場ではこれまで海水を砂ろ過・塩素殺菌し、鮮魚の洗浄水として用いていましたが、HACCPに対応した環境を整えるため、膜ろ過設備を導入しました。 MF膜による海水ろ過はその塩分濃度を変えることなく、微粒子、細菌類のほとんどを除去できるため、鮮魚の洗浄、保管において最適な水を供給できます。この工場でも膜ろ過海水を用いることで、衛生上、管理上の点からも手間が削減でき、かつ高品位な海水が確保できるようになりました。当社のMF膜は海水中の溶解成分を除去することなく、微粒子、細菌類をろ過できるため、天然のミネラル分を含んだ清浄な海水を得ることが可能となり、保管、輸送に最適な水を確保できるようになりました。

海水膜ろ過設備への導入例

4.金属粉濃縮回収設備への導入例

設備の特色

この金属工場では従来、工程廃水中に含まれている有価金属微粉末をシックナーで沈降分離して回収していましたが、沈殿上清に懸濁している微粒子成分は回収の手段がなく廃棄するしかありませんでした。 加圧型膜モジュール(UF膜/孔径0.03μm)を導入した結果、200mg/Lの懸濁液を100倍の20g/Lまで濃縮することができるようになり、計算上1時間あたり3.6kg/時の有価金属が回収可能となりました。加圧型中空糸膜ろ過は、微粒子を除去する清澄ろ過プロセスに使用されるのが一般的ですが、この例のように有価微粒子の回収にも非常に有効です。貴金属濃縮のほか、栽培漁業に使用するクロレラ濃縮、化学反応微粒子の濃縮といった用途にも MF/UF中空糸膜ろ過の実績があります。

海水膜ろ過設備への導入例

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