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光導波路(導波路)に関連する企業と製品の一覧

1. 素材メーカーから見たビジネスの全体像

光導波路は、光が通る材料(コア)を、その周囲を覆う屈折率の低い材料(クラッド)で囲み、光を所定の経路に閉じ込めて伝送する部材である。光ファイバーが代表例である。

材料としては石英ガラス、光学ガラス、ポリマーなどが用いられ、それぞれ低損失・高信頼性、光学的安定性・耐熱性、加工性・設計自由度といった特長を持つ。

半導体チップやパッケージ、サーバー内部などで、演算を電気で行い通信を光で行う「光電融合」という次世代技術の実用化が進められており、光導波路はその中で光信号を伝送するための重要な基盤部材である。

2. 最近のビジネス動向

光導波路の用途としては、通信インフラ向けの光ファイバー、医療機器(内視鏡など)、センサーなどが広く実用化されている。近年はAIデータセンター向けの高速光通信需要の高まりを背景に、CPO(Co-Packaged Optics)向け用途が拡大しているほか、AR・MRグラスに映像を表示するウェーブガイド用途も注目されている。

CPOは光導波路を半導体パッケージ内に組み込み、AIサーバーやネットワーク機器内の高速・大容量通信の省電力化を図る技術である。導波路材料としては、低損失・高信頼性に優れるガラス材料と、加工性・量産性に優れるポリマー材料が有力候補とされており、次世代光電融合技術の実現に向けて開発が進められている。

AR・MRグラス向けでは、光導波路が小型ディスプレイの映像をレンズ内部で眼前へ導くウェーブガイドとして利用される。広視野角化や高輝度化、小型・軽量化を目指し、高屈折率ガラスや樹脂材料を活用した開発が進められており、次世代XRデバイスの基盤技術として期待されている。

3. 日本国内の主な素材メーカーとその特長

AGC

ガラス材料とポリマー材料の双方に強みを持つ。光通信向けではフッ素系ポリマー光導波路材料、高速通信向けガラス導波路、AR・MRグラス向け高屈折率ガラスなどを展開しており、通信・表示の両領域をカバーする総合材料メーカーである。

旭化成

光電融合(CPO)向けのポリマー光導波路材料を開発している。独自のシリコーン系透明樹脂技術を活用し、ポリマーの加工性と半導体実装に求められる耐熱性・信頼性の両立を目指している。

大日本印刷(DNP)

ガラス基板上にポリマー光導波路を形成する技術を開発しており、光配線と電気配線を高密度に集積した光電融合パッケージ向け材料・実装技術に強みを持つ。AIデータセンター向け次世代パッケージ市場での活用が期待されている。

日本電気硝子(NEG)

光学ガラス技術を基盤に、高屈折率・高透過率ガラスを展開する。AR・MRグラス向けウェーブガイド用途で広視野角化・高輝度化に貢献するほか、光通信分野で求められる高品質な光学材料開発にも取り組んでいる。

海外拠点
会社ホームページをもとに作成
※ 出荷可能な国は製品ごとに異なるため、必ず担当営業にご確認ください。
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